料金改定の日、AIの回答が新料金に変わったか確かめる3つの手順
料金改定の日は、取り込み、旧資料の停止、料金の質問への答えを一つずつ確かめてから、AIに任せます。
この記事の要点
- 料金ページの公開と、AIへの取り込みは別々に確かめる
- 旧料金が載った資料は、AIの回答に使わない設定にする
- 料金の質問を試し、新料金で答えたのを見てから任せる
全体像図を準備中
目次
料金ページの公開とAIの取り込みは別の日になり得る

A&Aの考え方
料金の自動案内の切り替えとは、AIが料金の質問に答えるときに使う資料を、新しい料金の資料だけにすることです。料金ページを公開した時点では、AIが読んでいる写しはまだ古いままのことがあります。
出典に基づく事実
顧客対応ソフトのIntercomは、自社サイトのページを取り込み、AI応答機能のFinに答えの材料として使わせる方法を説明書で案内しています。取り込んだページはIntercomの中では直せず、元のサイトで直すものだと書いています。
出典に基づく事実
最初の90日を過ぎ、直近90日にFinの答えで使われなかったサイトは、自動の取り込みが止まります。止まった後にサイトを直しても、その編集は取り込まれない、としています。取り込んだページは消えず、Finが使える状態のまま残ります。手動の取り込みは1回だけ取り込み直すもので、止まった予定は再開しません。
A&Aの考え方
この記事を書いているAutomate & Augment(A&A)は、ここから、料金ページを公開した日と、AIが新しい料金ページを読んだ日は別の日になり得ると読みます。公開した後に手動で取り込み直し、履歴で料金ページが失敗に入っていないかを見るまでは、AI側が切り替わったとは言えません。
仮想例
たとえば、社員5人の会計事務所が、記帳代行の料金を12月1日から改めるとします。11月30日の夜に料金ページを公開し、12月1日の朝に取り込み直します。履歴の「取り込んだページ」に料金ページがあり、「失敗したページ」に入っていないことを確かめます。
旧料金の資料は、回答に使わない設定に切り替える

A&Aの考え方
料金ページを取り込み直しても、旧料金が書かれた別の資料が残っていれば、AIはそちらから答えることがあり得ます。旧料金の資料を探し、回答に使わない設定に切り替えます。
出典に基づく事実
短い答えを書いておく資料(Snippets)、社内向けの記事(Internal Articles)、外部の文書(Documents)の3種類は、日時を指定して切り替えを予約できます。始める日時だけを決めても、終わる日時まで決めて期間を区切ってもかまいません。
出典に基づく事実
予約は1時間に1度ほど動く処理で反映され、指定した分ちょうどには切り替わらないと説明書は書いています。分単位で切り替えたいときは、その時刻に手動で切り替えるよう勧めています。
出典に基づく事実
予約の後に手動で切り替えても、予約は取り消されません。予約の時刻が来ると、予約が手動の変更を上書きします。公開していない資料は、予約で有効にしてもFinは使えません。予約をFinに効かせるには、対象にService(Fin)を選ぶ、とも書いています。
A&Aの考え方
予約できる3種類に、サイトから取り込んだページは入っていません。A&Aはこれを、サイトの料金ページは取り込み直しで、ほかの旧料金の資料は無効の設定で切り替える、2本立ての作業だと読みます。
仮想例
会計事務所の例では、「記帳代行はいくらですか」に短く答える資料と、旧料金表のPDFが残っていたとします。短く答える資料は12月1日0時に無効にする予約を入れ、新料金で短く答える資料は同じ時刻に有効にする予約を入れます。
仮想例
PDFが予約できる3種類に当たるかは説明書に書かれていないので、予約の項目が出るかを画面で確かめ、出なければ改定の時刻に手動で無効にします。
仮想例
朝に一覧で、どれも切り替わったかを見ます。料金ページを取り込み直して確かめ終わるまでは、料金の質問は人が答えます。
A&Aの考え方
予約は1時間ほどずれ得るので、改定の時刻ちょうどに切り替えたいなら、その時刻に手動で行います。そのときは、有効と無効のどちらの向きでも、前に入れた予約が一覧に残っていないかを確かめます。残った予約は、予約の時刻が来ると、手動の変更を上書きするからです。
A&Aの考え方
料金が載っている資料が料金ページだけで、改定の直後に取り込み直す会社なら、旧資料を止める手順はほぼ要りません。
| 確かめる物 | どこで見るか | 済んだと言える印 |
|---|---|---|
| 料金ページの公開 | 自社サイトの料金ページ | 新料金が載っている |
| AIへの取り込み | 取り込みの履歴 | 料金ページが取り込んだページにあり、失敗したページに無い |
| 旧料金の資料 | 回答に使う資料の一覧 | 旧料金表のPDFと、旧料金で短く答える資料が無効になっている |
| 新料金の資料 | 回答に使う資料の一覧 | 新料金で短く答える資料が有効になっている |
| 料金の質問への答え | AIに3つの質問を試す | 3つとも新料金で答え、旧料金が出ない |
| それまでの料金の質問 | 問い合わせの受け付け | 確かめ終わるまで人が答えている |
料金の質問を試し、新料金の答えを見て任せる

A&Aの考え方
AIに料金の案内を任せてよいのは、代表的な料金の質問を実際にAIに聞き、新料金で答えたのを見た後です。それまでは、料金の質問は人が答えます。
出典に基づく事実
Intercomの説明書は、取り込みが成功しても、ページの内容をすべて読み取れたとは限らないと書いています。全部読めたかを確かめたいときは、そのページから見つかるはずの答えでFinを試すよう勧めています。
A&Aの考え方
A&Aはここから、履歴が成功でも、答えを試すまで切り替えは確かめきれていないと考えます。試す質問は、新しい料金ページに答えが書いてあるものから選びます。
仮想例
会計事務所の例では、「記帳代行の料金はいくらですか」「12月から料金は変わりますか」「年払いの割引はありますか」の3つを試します。
A&Aの考え方
3つとも新料金で答え、旧料金がどこにも出なければ、料金の案内をAIに任せます。1つでも旧料金が出たら、旧料金が書かれた資料が残っていないかを探し直します。その資料を無効にするか、料金ページを取り込み直してから、もう一度試します。
A&Aの考え方
確かめ終わるまでの料金の質問は、人が答える形にしておきます。使っているソフトに、料金の質問を担当者へ回す設定があるかを、改定の前に確かめておきます。外注先がAIの設定を持っている場合の反映までの扱いは、「自社の規程が変わったら誰がAIを直すか:外注先との保守契約に書く3つ」で書きました。
A&Aの考え方
既存の顧客にいつから新料金を当てるかという契約の話は、この記事では扱いません。
A&Aの考え方
次の表は、改定日の確認票の例です。行ごとに、どこで見て、何が見えたら済んだと言えるかを書きます。
まとめ
A&Aの考え方
料金ページの公開と、AIへの取り込みは別に起きます。公開した後に取り込み直し、履歴で料金ページを確かめます。
A&Aの考え方
旧料金が載った資料は、回答に使わない設定にします。予約できる資料と、取り込み直しで切り替えるページを分けます。
A&Aの考え方
料金の質問を試し、新料金で答えたのを見てから、料金の案内をAIに任せます。それまでは人が答えます。
料金ページを公開した日に、AIの料金の案内が切り替わったとは限りません。公開した後に取り込み直して履歴を確かめ、旧料金の資料を回答に使わない設定にし、料金の質問を試して新料金で答えたのを見てから、料金の案内をAIに任せます。それまでは人が答えます。
よくある質問
取り込み直しを押せば、その場で新料金に変わりますか
その場で変わったとは言えません。取り込みが終わったことを履歴で見て、料金の質問を試すまでは確かめきれていません。取り込みが成功しても全部を読み取れたとは限らない、と説明書は書いています。
Intercom以外の顧客対応ソフトでも同じですか
取り込みの周期や設定の名前は、製品ごとに違います。この記事の出典はIntercomの説明書だけです。使っているソフトで、取り込みの記録と、回答に使う資料の有効・無効に当たる画面を探して読み替えます。
旧料金の資料は消してしまえばよいのではないですか
消しても構いませんが、A&Aは無効にして残す方を勧めます。いつまで何を案内していたかを、後から見返せるからです。料金の食い違いを問われたときに、どの資料で答えていたかをたどる手がかりになります。
出典・編集情報
記事の調査で確認した一次資料です。資料の公開・更新時期と、調査時の確認日を分けて記載しています。
- Sync and manage websites
Intercom Help Center · Updated over 2 weeks before access; exact date not stated
確認日 2026-11-04 - Enable or disable content for Fin and Copilot
Intercom Help Center · 2026-10-02 (date shown on the page)
確認日 2026-11-04